こんにちは、元教師のモト先生です。教師として高校に6年間勤務後、退職して別の道へ進みました。
さて、今回は「教師のバトン」についてです。
文部科学省が主催の「#教師のバトン」ツイート活動について、古くから最新までのバズったツイートをまとめていきます。
教師のバトンのツイートには、現場で働く教員たちの生の声が記されています。内容が切実過ぎて炎上騒動として話題にもなったほどです。
これから教員を目指す人や、教員を辞めようか迷っている人も参考になることは多いのではないかと思います。
目次
教師のバトンのツイートまとめ
主にツイートへのいいねの数が1000以上のものをまとめていきます。炎上とまで言われ、話題となったツイートはたくさんあります。
教師の忙しさに関する教師のバトン
教師は初任者でも忙しい職業。いきなり担任を持たされることは当然なので、むしろ分からないことも多い初任者の方が大変です。
21時過ぎまで帰れなかったり土日出勤だったりと、当然の風潮となっている現場は多いです。特に4月は入学式までは激務です。
基本的に、土日に働いても教員に給料は支払われません。給特法で決まっていることですね。しかし部活の場合は多少の給料が出ます。多少…ですが。
教員は働き過ぎる人も多いです。良い人が多いですから。
ただ、これも給特法の弊害だと言えるでしょう。給料が出ないから、残って仕事をすることが慈善事業であり、それが素晴らしいことであるという風潮ができてしまっているのです。
教師のバトンの炎上騒動に関して
本来、教師のバトンは教員の魅力向上につなげようという趣旨だったみたいです。しかし実際は怒りの声多数で、炎上騒ぎでした。
やはり職場改善や給与の改善など急いでほしいものですね。
教員不足についての教師のバトン
教師不足は地域によっては本当に深刻なようで、生徒の授業にも影響が出ているようです。倒れることすらできない教師の実態がありますね…。
教員は本当に最低限の人数で働いており、なかなか代わりが利かないものです。他の学校からヘルプを呼んでくるわけにもいきませんからね。
やはり人手は増やさないと、教員も疲弊するし生徒の学習機会も満足に提供することができないことが考えられます。
学校行事の撤廃についての教師のバトン
修学旅行も教員にとってはかなり負担に感じる人も多いですよね。言ってしまえば朝から晩まで仕事なわけですから、「労働時間?何それ?」ですもんね。
私も昔修学旅行は行きましたが、かなり疲労した覚えがあります。生徒を自由に行動させる時間は楽でしたけど、それもツアーの内容によりますよね。
教員の働き方見直しを進めるために、こういった教員の声を聞いて、無駄な仕事は省けるようにしていきたいものですね。